「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」は日本、中国、香港、台湾、韓国の東アジア地域を対象とした公募部門であり、同地域出身または在住の作家による2021年以降に制作された作品を対象としている。本年は461作品の応募があり、一次審査、二次審査を経て東アジアの「今」を映し出す24作品がノミネートされた。また、本コンペティションは新しい才能を発掘する場であるとともに、ベテランと新進作家が互いに賞を競う場でもある。最終審査は東京会期中に行われ、9月23日にシアター・イメージフォーラムで行われる授賞式で入賞6作品と観客賞を発表する。
骨噛み 矢野ほなみ / デジタル / 10分 / 2021年(日本)
長い道のり エリサ・ウェンディ、リー・ワイセン / デジタル / 15分 / 2022年(シンガポール、香港)
亡霊の堆積 エラ・ライデル / デジタル / 70分 / 2021年(台湾)
壊れた太陽の心 ビー・ガン / デジタル / 15分 / 2022年(中国)
不安な体 水尻自子 / デジタル / 5分 / 2021年(日本)
半島の鳥 和田淳 / デジタル / 16分 / 2022年(日本)
幾多の北 山村浩二 / デジタル / 64分 / 2021年(日本)
終わりの時と祖先の軌跡 エドウィン・ロー・ユンティン / デジタル / 34分 / 2022年(香港)
Flos Pavonis 百瀬文 / デジタル / 30分 / 2021年(日本)
おばあちゃんのはさみ エリカ・シュー / デジタル / 6分 / 2021年(アメリカ/台湾)
ユーモレスク 磯部真也 / デジタル / 46分 / 2022年(日本)
I’m Late 冠木佐和子 / デジタル / 10分 / 2021年(日本)
蟹眼 前田青空 / デジタル / 12分 / 2022年(日本)
メルティング・アイスクリーム ホン・ジンフォン / デジタル / 70分 / 2021年(韓国)
モルティング 保田克史 / デジタル / 14分 / 2021年(日本)
海になるための1001回の試行 ワン・ユーヤン / デジタル / 12分 / 2021年(中国/フランス)
合成人間のリハビリ 芹沢洋一郎 / デジタル / 49分 / 2022年(日本)
銀幕 チャイ・チャイベイ / デジタル / 14分 / 2022年(中国)
生後睡眠ヶ月 藤井アンナ / デジタル / 11分 / 2021年(日本)
雪解け ノガミカツキ / デジタル / 3分 / 2021年(日本)
The cleaning lady after 100 years : Spectre 七里圭 / デジタル / 19分 / 2022年(日本)
喪失の家 全振圭 (チョン・ジンギュ) / デジタル / 10分 / 2022年(韓国)
照明 ムスクィーキ・ジーイング / デジタル / 21分 / 2021年(台湾/ドイツ)
TUNOHAZU 手塚眞 / デジタル / 32分 / 2021年(日本)
※英語タイトルのアルファベット順に掲載。
※( )内は作者の出身地/在住地。同一の場合は省略。
9月23日(金) 18:30
・大賞 / 1点 賞状、賞金30万円
・寺山修司賞 / 1点 賞状、賞金10万円
・SHIBUYA SKY賞 / 1点 賞状、賞金10万円
・優秀賞 / 3点 賞状、賞金各3万円
・観客賞 / 1点 賞状