合成人間 芹沢洋一郎
芹沢洋一郎は1980年代末から1990年代にかけ、「主題と手法の一V致1」をテーマに、多数の実験的な作品を制作、国内外で高い評価を得た。映像が「内容」や「ストーリー」に還元されてしまいがちな現在、映画が生み出される過程そのものをスリリングかつ鮮やかに見せてくれる芹沢作品はまさに必見である。
「映画を撮ること、映画を作ることの体験そのものが、映画そのものであるような映画!」
(帯谷有理)
1963年生まれ。処女作『まじかよ?』(80)がPFF`81入選。流血映画を撮り続けたのち、ブレッソンと奥山順市から主題と手法の一致を学び作風を転向。『間男』(89)がIFF`90、『殺人キャメラ』(96)がサンフランシスコ映画祭入賞。
まじかよ? 芹沢洋一郎/8ミリ/10分/1980
ウゴクナ! 芹沢洋一郎/8ミリ/3分/1988
BELL 芹沢洋一郎/8ミリ/5分/1988
間男 芹沢洋一郎/8ミリ/6分/1989
いどうだいすき 芹沢洋一郎/8ミリ/23分/1991
感情・ゲル状の景色(武吉伸治とのビデオレター) 芹沢洋一郎/ビデオ/25分/1993
東京:4/30 16:00, 5/5 13:00 プログラム Y1
京都:5/19 13:45 プログラム Y1
合成人間 芹沢洋一郎/16ミリ/25分/1993
殺人キャメラ 芹沢洋一郎/16ミリ/3分/1996
ダイレクトライトの弁明 芹沢洋一郎/ビデオ/7分/2003
ダイレクトライト 芹沢洋一郎/16ミリ/15分/1995