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東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション2024 京都会場観客賞発表!

京都会場(出町座)では11月8日から12日にかけて「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」全ノミネート作品が上映され、観客の皆様による投票が行われました。集計の結果、京都会場観客賞は下記の作品に決定しましたことをお知らせ致します。

 

【京都会場観客賞】

『遠い声』

伊藤高志/デジタル/53分/2024年/日本

 

ご投票頂いた皆様、ありがとうございました。

 

2024.11.17

東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション2024 名古屋会場観客賞発表!

名古屋会場(愛知芸術文化センター)では11月2日から4日にかけて「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」全ノミネート作品が上映され、観客の皆様による投票が行われました。集計の結果、名古屋会場観客賞は下記の作品に決定しましたことをお知らせ致します。

 

【名古屋会場観客賞】

『クイーンのかぎ針編み』

チョ・ハンナ/デジタル/35分/2023年/韓国

 

ご投票頂いた皆様、ありがとうございました。

 

2024.11.06

東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション2024 受賞作品決定!

イメージフォーラム・フェスティバル2024「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」では、日本、中国、香港、マカオ、台湾、韓国から442作品の応募があり、一次審査、二次審査を経て16作品が最終審査にノミネートされました。これらのノミネート作品は本フェスティバルの上映プログラムとして各会場で上映されます。

東京会場の会期中に最終審査員3名による審査会議が行われ、厳正なる審議の結果、以下の通り受賞作品が決定し、10月18日(金)にシアター・イメージフォーラムにて授賞式が行われました。

 

>> 授賞式の様子

 

>> 『共和国』ジン・ジャン監督(写真中央)

 

■ 受賞作品+審査員コメント

 

【 大賞 】

共和国
ジン・ジャン/デジタル/107分/2023年(中国本土)
小さな部屋の中で社会からの独立あるいは脱出、または足掻きを試みる若者たち。彼らを見つめているのは存在を感じさせない(空気のような)監督の視線とカメラ。その関係性はスリリングであり、長時間の映画にまとめ上げた監督の力量は評価に値する。(審査員一同)

 

 

【 寺山修司賞 】
クイーンのかぎ針編み
チョ・ハンナ/デジタル/35分/2023年(韓国)
家族の物語と編み物のルーティンを通した参加型カミングアウト映画。祖母の記憶とともに自分の子供時代から大人になった今までの軌跡をたどり、女性のための趣味という固定観念と自分自身のジェンダーの混乱に挑戦するため巨大なかぎ編み作品プロジェクトを完成させるという目標を作家は立てる。観客は彼女のかぎ編みに対する執着を目撃することになる。この自叙伝的作品はユーモアに富んでおり、日常を描きつつも魅力的な作品だ。(審査員一同)

 

 

【 SHIBUYA SKY賞 】
DESK BUGS
キム・ハケン/デジタル/3分/2024年(韓国/日本)
生き生きとし、新鮮で、遊び心に飛んだパンキッシュな感覚、アニメーションという芸術の可能性を押し広げる姿勢を評価する。(審査員一同)

 

 

【 優秀賞 】
誰もおらん家
北川未来/デジタル/15分/2024年(日本)
手で触れることのできる物品や痕迹を繊細に介入させつつ、触ることのできない場所の記憶を観客のために創造し、誰も住んでいない作家の祖母の家に光と詩情を与えた瞑想的な作品である。(審査員一同)

 

【 優秀賞 】
私があなただったら
フローレンス・ラム、チャン・ジーウン/デジタル/30分/2024年(香港)
恋人同士のペアによるトラウマの告白を、それぞれ身体表現と抽象的な映像表現のコラボレーションによって、抽象化されたドキュメンタリーとして結実した。二人に内在する現実社会との問題の掘り下げを今後に期待したい。(審査員一同)

 

【 優秀賞 】
彼女は渡った
デイジー・ズイェン・ジャン/デジタル/18分/2024年(中国本土/アメリカ)
人生と芸術の垣根を超えていくことで、映画作家とその被写体の間に思いがけない絆を生み出したパーソナル・ドキュメンタリーとして、そのユニークなストーリーテリングの才能を評価したい。(審査員一同)

 

 

【 東京会場観客賞 】
「解体」映像記録
持田敦子、青山真也/デジタル/50分/2024年(日本)

 

 

 

>> 写真左から:工藤雅監督、張若涵監督(『蒸発書簡』)/北川未来監督(『誰もおらん家』)/ジン・ジャン監督(『共和国』)/レスリー・レイモンドさん(最終審査員)/エリサ・ウェンディさん(最終審査員)/木船園子さん(最終審査員)/キム・ハケン監督(『DESK BUGS』)/持田敦子監督、青山真也監督(『「解体」映像記録』)

 

 

■ 最終審査員

 

レスリー・レイモンド(アナーバー映画祭エグゼクティブ・ディレクター/アメリカ)
木船園子(映像作家/日本)
エリサ・ウェンディ(映像作家、アーティスト、キュレーター/香港、シンガポール)

※写真左から

 

 

 

 

2024.10.20

東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション ノミネート作品決定!

「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」には日本、中国、香港、マカオ、台湾、韓国から計442作品の応募があり、厳正なる一次および二次審査のもと、以下の16作品がノミネート選出されました。ノミネート作品はイメージフォーラム・フェスティバル2024の各会場で上映されます。東京会場の期間中に以下の最終審査員3名による審査が行われ、最終日に入賞作品が発表されます。

→詳細はこちら

2024.09.27



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