名古屋会場(愛知芸術文化センター)では11月8日から9日にかけて「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」全ノミネート作品が各1回上映され、観客の皆様による投票が行われました。集計の結果、名古屋会場観客賞は下記の作品に決定しましたことをお知らせ致します。
【名古屋会場観客賞】
『くじらの湯』キヤマミズキ/デジタル/7分/2019/日本
ご投票頂いた皆様、ありがとうございました。
2019.11.10
イメージフォーラムでは、11月8日から11月10日まで、愛知芸術文化センターで開催する「イメージフォーラム・フェスティバル2019」のボランティアスタッフを募集します。
この映画祭は今年で33回目を迎え、先鋭的な映像アートの映画祭としては日本最大のものです。最新の海外からの映像作品や、日中韓から応募された作品が賞を競う「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」など、ここでしか見られない国内外の映像作品が多数上映されるほか、第一線で活躍する映像作家も来場します。ぜひご参加ください。
■日程
11月7日〜10日の間で10:30〜21:00参加できる方
※時間については調整可。1日でもOKです。
■内容
場所:愛知芸術文化センター
仕事の内容:
◯会場運営
チケット販売、会場整理、観客の案内など
◯映写補助
映写、インスタレーション作品の管理など
◯記録
会場の様子や舞台挨拶の記録写真、ビデオの撮影など
※シフト時間外に上映作品の鑑賞ができます。
■:応募方法
下記の申し込みフォームからご応募ください。
→申し込みフォーム
■応募締切:11月1日(金)
ご応募いただいた順に選考の上、ご連絡いたします。
■交通費・特典
◯交通費往復2,000円まで支給(実費精算)
◯贈呈:フリーパス券、カタログ、オリジナルTシャツ
◯参加時間に応じて昼食、夜の軽食あり
■問い合わせ
イメージフォーラム 担当:門脇
〒150-0002東京都渋谷区渋谷2-10-2
TEL: 03-5766-0116/FAX: 03-5466-0054
Email: kad@imageforum.co.jp
2019.10.27
2019.10.03
イメージフォーラム・フェスティバル2019「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」では、日本、中国、韓国から446作品の応募があり、一次審査、二次審査を経て22作品が最終審査にノミネートされました。これらのノミネート作品は本フェスティバルの上映プログラムとして各会場で上映されます。
東京会場最終日には最終審査員3名による審査会議が行われ、4時間を越える協議の結果、以下の通り受賞作品が決定しました。同日に執り行われた授賞式での各審査員からのコメントも以下の通りです。
■受賞作品+審査員コメント
【大賞】
『Night Horse』イエルン・バンデルシュトック/デジタル/19分/2019/日本、ベルギー
驚くべき映像体験が、最良の想像のつかなさで我々に忘れがたい印象を残す。(フランシスカ・プリハーディ)
【寺山修司賞】
『くじらの湯』キヤマミズキ/デジタル/7分/2019/日本
韓国人である私から見ても、共通の幼少期の思い出として心に浮かびあがってくる風景。監督の観察眼とそれを映像として落とし込む才能に感服した。(キム・ジハ)
【優秀賞】
『Splash』シェン・ジエー/デジタル/9分/2019/中国
私が学生の頃、イメージフォーラムフェスティバルの受賞作を観たときに感じた、「この作品が生まれたことで広がる映像の可能性」をSPLASHから感じた。当時の実験映像は、一つの価値ある作品が生まれたとき、そこから放射状にひろがるたくさんの可能性を背負っていたように思う。映像を創造するための機器も増え、表現はやり尽くされてしまったように感じてしまう今、こういう作品の誕生で、まだまだワクワクできそうだ。(束芋)
『去年列車が通り過ぎた時に』ホアン・パンツアン/デジタル/17分/2018/台湾、フランス
今年のフェスティバルで見た作品の中で最も際立って実験的なアプローチをとった作品。(キム・ジハ)
『金太と銀次』大力拓哉、三浦崇志/デジタル/84分/2019/日本
非常にアーティスティックでウィットに富んだ無意味な会話が展開するスローシネマ。物語の伝え方は一見自然に見えるが、誰にも真似のできない熟達を感じる。(フランシスカ・プリハーディ)
【東京会場観客賞】
『美しくあいまいな日本の私たち』トモトシ/デジタル/19分/2019/日本
■最終審査員
束芋(現代美術家/日本)
キム・ジハ(研究者、映画キュレーター/韓国)
フランシスカ・プリハーディ(映画祭プログラマー/インドネシア)
残念ながら選からもれましたが、特に3本の実験的ドキュメンタリー作品に出会えたことを喜ばしく感じていることを付け加えたい。『ロベルト』国本隆史、『同じ月を見つめて』竹村望、『美しくあいまいな日本の私たち』トモトシ、これらの作品が我々をインスパイアしたように多くの観客に届くと信じている。(審査員一同)
2019.10.02
イメージフォーラム・フェスティバル2019の関連企画として、9月22日20:30より「アート・パフォーマンスとその映像表現」と題し、国内外で活躍するアーティストと専門家を交えトークを開催します。国内外のアート・パフォーマンスの現状を俯瞰しつつ、第一部ではパフォーマンスにより新たな活動領域を獲得しようとしているアーティストの活動紹介、第二部では映像として作品を表現することの意味や意義を語る場とします。先着40名様、参加費無料、ワンドリンク付きです。詳細は下記リンク先をご覧ください。
https://www.spiral.co.jp/topics/spiral-hall/imageforumfestival2019-talk
2019.09.20
Kプログラム「追悼:スーザン・ピット」に上映作品が追加されました!
VISITATION スーザン・ピット/デジタル/7分/2012年/日本語字幕なし(アメリカ)
ピンボール スーザン・ピット/デジタル/12分/2012年(アメリカ)
2019.09.17
「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」には日本、中国、台湾、韓国から計446作品の応募があり、厳正なる一次および二次審査のもと、22作品がノミネート選出されました。ノミネート作品は、イメージフォーラム・フェスティバル2019の各会場で上映されます。東京会場の期間中に下記審査員3名による最終審査が行われ、入賞5作品が発表されます。
2019.08.18
イメージフォーラム・フェスティバル2019 ウェブサイトがオープンました。
2019.08.18
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