スパイラルホール(東京):10/4 15:00 愛知芸術文化センター(名古屋):11/21 19:00
撮影は自宅の窓から見える夕日にカメラを向けたことから始まり、手元にあった8ミリフィルムを全て使い切るまで続けられた。音声はフィルムに塗布された磁性体に撮影と同時に記録されたものと、カセットテープにあるものが上映時にミックスされ再生される。また時には映写技師が観客に呼びかける。これは本来のカタチから変容し、解体され続けた「映画」を再度劇場に降臨させる儀式だ。(村上賢司)