PROGRAM

L4 鈴木志郎康特集4

メージフォーラム3F「寺山修司」(東京):9/30 11:00
1作品420分

窓から見える空を8ミリフィルムで1年にわたり撮影した伝説的日記映画。

昭和から平成への転換期でもある1988年7月1日から翌年の6月30日まで、自宅の窓から見える空をインターバル撮影でコマ撮りした作品。『15日間』で得た、「撮影時と上映時の時間の流れの決定的なズレで映画が成り立っている」という感覚を突き詰めた究極の日記映画。「人間の文化は自然との付き合いの上に成立しているわけであるから、その付き合い方の一つとして、このような“映像作品”が存在してもいいのではないか」(鈴木志郎康)。
 
風の積分 鈴木志郎康/8ミリ/420分/1989(日本)



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