出演:デルフィーヌ・セイリグ、キャロル・ロッソプロス、 マルグリット・デュラス、シモーヌ・ド・ボーヴォワール、シャンタル・アケルマン、ジェーン・フォンダ他
デジタル/ 68分/2019(フランス+スイス)
女優デルフィーヌ・セイリグとビデオ・アーティストのキャロル・ロッソプロスの同志的友情。二人が新しいメディア=ビデオを使い状況にいかにしなやかに対峙したかを検証するドキュメンタリー。
『去年マリエンバードで』、『ロバと王女』、『夜霧の恋人たち』などで知られる神話的女優デルフィーヌ・セイリグと、フランスで2台目(1台目を手に入れたのはジャン=リュック・ゴダール)のビデオカメラを手に入れ、やがてフランスにおけるビデオアートのパイオニア的存在となったキャロル・ロッソプロスの出会いを描く。二人は協同し1970年代のフェミニズム運動の只中にビデオカメラを手に飛び込んでいく。その活動は世界の支配的な常識を揺るがす、非妥協的、不遜で過激なユーモアに溢れるものだった。
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