目をとめる価値のあることは目の前では起きない

キム・ジヨン

デジタル/カラー/13分/2018(韓国)

校内の鉄工室で課題制作に取り組む女子学生ミンジュと、それを手伝う男子ジホン。ミンジュの噂に気を揉むジホンは気を遣って話しかけるが、ミンジュはにべもなく黙々と作業を進めていく…。タイトルが意味するのは“現実の凡庸さ”だが、これから映画を見る観客にとっては示唆に富んだ作者の宣言である。カメラのフレーム外の演出が冴えるミニマルな室内劇。

上映日

シアター・イメージフォーラム(東京):9/14 15:45 Program A
スパイラルホール(東京):9/21 10:40 Program A
愛知芸術文化センター(名古屋):11/8 14:00 Program A

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