「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」ノミネート作品決定!

「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」には日本、中国、香港、マカオ、台湾、韓国から計461作品の応募があり、厳正なる一次および二次審査のもと、以下の24作品がノミネート選出されました。ノミネート作品はイメージフォーラム・フェスティバル2022の各会場で上映されます。東京会場の期間中に最終審査員による審査が行われ、最終日に入賞7作品が発表されます。

「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」 ノミネート24作品

骨噛み  矢野ほなみ / デジタル / 10分 / 2021年(日本)
長い道のり  エリサ・ウェンディ、リー・ワイセン / デジタル / 15分 / 2022年(シンガポール、香港)
亡霊の堆積  エラ・ライデル / デジタル / 70分 / 2021年(台湾)
壊れた太陽の心  ビー・ガン / デジタル / 15分 / 2022年(中国)
不安な体  水尻自子 / デジタル / 5分 / 2021年(日本)
半島の鳥  和田淳 / デジタル / 16分 / 2022年(日本)
幾多の北  山村浩二 / デジタル / 64分 / 2021年(日本)
終わりの時と祖先の軌跡  エドウィン・ロー・ユンティン / デジタル / 34分 / 2022年(香港)
Flos Pavonis  百瀬文 / デジタル / 30分 / 2021年(日本)
おばあちゃんのはさみ  エリカ・シュー / デジタル / 6分 / 2021年(アメリカ/台湾)
ユーモレスク  磯部真也 / デジタル / 46分 / 2022年(日本)
I'm Late  冠木佐和子 / デジタル / 10分 / 2021年(日本)
蟹眼  前田青空 / デジタル / 12分 / 2022年(日本)
メルティング・アイスクリーム  ホン・ジンフォン / デジタル / 70分 / 2021年(韓国)
モルティング  保田克史 / デジタル / 14分 / 2021年(日本)
海になるための1001回の試行  ワン・ユーヤン / デジタル / 12分 / 2021年(中国/フランス)
合成人間のリハビリ  芹沢洋一郎 / デジタル / 49分 / 2022年(日本)
銀幕  チャイ・チャイベイ / デジタル / 14分 / 2022年(中国)
生後睡眠ヶ月  藤井アンナ / デジタル / 11分 / 2021年(日本)
雪解け  ノガミカツキ / デジタル / 3分 / 2021年(日本)
The cleaning lady after 100 years : Spectre  七里圭 / デジタル / 19分 / 2022年(日本)
喪失の家  全振圭 (チョン・ジンギュ) / デジタル / 10分 / 2022年(韓国)
照明  ムスクィーキ・ジーイング / デジタル / 21分 / 2021年(台湾/ドイツ)
TUNOHAZU  手塚眞 / デジタル / 32分 / 2021年(日本)

骨噛み
矢野ほなみ

長い道のり
エリサ・ウェンディ、リー・ワイセン

亡霊の堆積
エラ・ライデル

壊れた太陽の心
ビー・ガン

不安な体
水尻自子

半島の鳥
和田淳

幾多の北
山村浩二

終わりの時と祖先の軌跡
エドウィン・ロー・ユンティン

Flos Pavonis
百瀬文

おばあちゃんのはさみ
エリカ・シュー

ユーモレスク
磯部真也

I'm Late
冠木佐和子

蟹眼
前田青空

メルティング・アイスクリーム
ホン・ジンフォン

モルティング
保田克史

海になるための1001回の試行
ワン・ユーヤン

合成人間のリハビリ
芹沢洋一郎

銀幕
チャイ・チャイベイ

生後睡眠ヶ月
藤井アンナ

雪解け
ノガミカツキ

The cleaning lady after 100 years : Spectre
七里圭

喪失の家
全振圭 (チョン・ジンギュ)

照明
ムスクィーキ・ジーイング

TUNOHAZU
手塚眞
※英語タイトルのアルファベット順に掲載。
※(  )内は作者の出身地/在住地。同一の場合は省略
 

作品募集要項

日本で最大規模の映像アートの祭典「イメージフォーラム・フェスティバル」では、斬新な映像作品を募集します。アート、ドキュメンタリー、アニメーション、ドラマなどジャンルや手法、時間の制限は一切ありません。既成の概念を超える、映像表現の地平を切り拓く作品をお待ちしています。

募集期間 :2022年3月5日(土)〜5月9日(月)消印有効

東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション
▶ 作品募集要項
▶ 応募用紙(郵送応募用)
▶ 応募フォーム 
(オンライン応募用/PayPalアカウントまたはクレジットカードが必要です)

 

イメージフォーラム・フェスティバル「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」とは?

イメージフォーラム・フェスティバルは作家性、芸術性、創造性の高い映像作品を世界中から集めて上映する日本最大規模の映像アートの祭典です。前身の「アンダーグラウンド・シネマ新作展」(1973〜)と「実験映画祭」(1981〜)の流れを引き継ぎ、より国際的な内容と作品の一般公募を盛り込んで1987年にスタートした本フェスティバルは、今年で36回目の開催となります。日本における先鋭的な若手映像作家の登竜門として知られてきた一般公募部門は、山村浩二、河瀨直美、井口昇、石田尚志、和田淳といった、現在国際的に活躍する映像作家、アーティストの作品が過去に入選しています。2018年に、それまで国内に限定していた一般公募部門(旧名称「ジャパン・トゥモロウ」)の募集範囲を拡大し、「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」がスタートしました。東アジアの国際間における相互の交流と刺激によって、これからの芸術表現を模索し、メディア環境を含めた社会のあり方について考える場を創出します。

▶ 昨年度の開催:イメージフォーラム・フェスティバル2021
▶ 昨年度受賞作品、審査総評

 

ノミネートされると?

一次審査を経て決定されるノミネート作品(約20本)は「イメージフォーラム・フェスティバル2022」で上映され、最終審査によって以下の賞が授与されます。

 ・大賞/1点 賞金30万円、賞状
 ・寺山修司賞/1点  賞金10万円、賞状
 ・SHIBUYA SKY賞/1点 賞金10万円、賞状
 ・優秀賞/3点 賞金3万、賞状
 ・観客賞/1点 賞状

さらに国内外の映画祭やメディアアート・フェスティバルなどにおける選考対象作品としてイメージフォーラムが推薦するほか、イメージフォーラムが海外映画祭等に提供するプログラムの中で上映されることもあります。

[ 海外上映プログラム提供歴 (2021年〜) ]
・2021年8〜10月 ロシア The 6th Moscow International Experimental Film Festival
(IFF2018〜2020ノミネート作品より12作品を上映)

・2021年9月 インドネシア Bali International Short Film Festival MINIKINO FILM WEEK 7
(IFF2020ノミネート作品より8作品を上映)

・2021年9月 マレーシア SeaShorts Film Festival 2021
(IFF2020ノミネート作品より4作品を上映)

・2021年10月 アメリカ カリフォルニア芸術大学 REDCAT
(IFF2012〜2019ノミネート作品ほかより12作品を上映)

・2021年12月 ミャンマー Wathann Film Festival #10 online screening
(IFF2019、2021ノミネート作品より5作品を上映)

・2022年1月 中国 VCD x Image Forum 2022 Winter Collaboration
(IFF2020、2021ノミネート作品より12作品を上映)

・2022年1月 インドネシア Slow Forward #4 by Indeks
(IFF2019〜2021ノミネート作品より6作品を上映)

・2022年1 月 ミャンマー LIGHTS FROM THE UNDERGROUND by 3-ACT
(IFF2015〜2021ノミネート作品より5作品を上映)

 

最終審査員

イップ・ユック=ユー (映像作家、メディアアーティスト、キュレーター)
濱治佳 (山形国際ドキュメンタリー映画祭 東京事務局長)
馬定延 (映像メディア研究者)

 

日程・概要

イメージフォーラム・フェスティバル2022

■日程・会場:
【東京】
会期:9月16日(金)〜25日(日)
会場:シアター・イメージフォーラム、スパイラルホール、SHIBUYA SKY
主催:イメージフォーラム
共催:SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)
会場協力:株式会社ワコールアートセンター

【京都】
会期:10月7日(金)〜13日(木)
会場:京都みなみ会館
主催:イメージフォーラム
共催:京都みなみ会館

【名古屋】
会期:11月25日(金)〜27日(日)
会場:愛知芸術文化センター
主催:イメージフォーラム
共催:愛知県美術館


■メインプログラム:
東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション
エクスペリメンタル・パノラマ
フィルム・メーカーズ・イン・フォーカス
 

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