【東京】シアター・イメージフォーラム: 10/6(FRI) 13:00
1作品180分
「構造映画」の代表的存在とされ、映画の超ミニマリスト的アプローチで知られるが、内容は実に遊戯的でユーモアに富むマイケル・スノウの作品群。その代表作の一本として映画史に名を轟かせる『セントラル・リージョン(中央地帯)』を、今年1月6日に亡くなったマイケル・スノウを追悼し、上映する。
「私はプロではない。私の絵画は映画作家が、彫刻はミュージシャンが、映画は画家が、音楽は映画作家が、絵画を彫刻家が、彫刻を映画作家が、映画をミュージシャンが、音楽を彫刻家が作り……ときには全部が一緒だ。さらに私の絵画の多くは画家が、彫刻は彫刻家が、映画は映画作家が、音楽はミュージシャンが作ってもいる。それぞれ別々の試みだがどのメディアでも純粋性を志向する傾向がある。絵画の不動性、静的なイメージ。彫刻の物体性。光と時間。」——マイケル・スノウ、1967年