H マタンギ /マヤ/M.I.A.

1作品95分

スパイラルホール(東京):8/9 13:40、8/11 19:00
愛知芸術文化センター(名古屋):9/29 19:00

マタンギ /マヤ/M.I.A.

スティーブ・ラブリッジ

デジタル/95分/2018(スリランカ・イギリス・アメリカ)

かつて難民だった少女はポップ・イコンとなった。革新的な音楽と時に過激すぎる表現で物議を醸すアーティストM.I.A.を追った、本年ベストの呼び声高い音楽ドキュメンタリー。

スリランカの内戦を逃れ9歳でイギリスに渡った少女マヤ。ヒップホップやストリート・アート、ロンドンの移民コミュニティに影響された独自の音楽を作るようになった彼女は、やがて世界的に有名なポップ・イコン、M.I.A.となる。その歯に衣着せぬ政治的物言いと、“バッド・ガール”なキャラクターは、常に批判の的だ。しかしM.I.Aの表現を形作ったのは内戦と、抵抗組織のリーダーである父の存在、そしてイギリスで移民として育った経験なのだった。彼女自身とその友人たちが撮りためた22年間の映像素材を元に制作されたドキュメンタリー。本年のサンダンス映画祭審査員賞受賞作品。