デジタル/11分/2018(日本)
「デブリ(残骸、破片)」というタイトルの通り、傷ついたり褪色したフィルムの断片を素材として使い、縦横無尽に重ね合わせて編集することで、映像の織物を形成している。ブルース・コナーを起点とした実験映画におけるファウンド・フッテージの正統的な後継者である作者による、物語を失ったフィルムの断片で新たな映像詩を語る試み。