80年代から映像作家として活動し、フィンランド実験映画のオルガナイザーとして多くの作家の活動の場を創出してきたサミ・ヴァン・インゲンによる映像ライブ・パフォーマンス。フィルム・プロジェクターの光学サウンド・ヘッドに通したファウンド・フッテ-ジの音声を、増幅させループさせることでフィルムの自己言及的メタ・アーカイブをポエティックに創出する。
協力: AVアルッキ
コンセプション サミ・ヴァン・インゲン/16ミリ+デジタル・パフォーマンス/45-50分/(フィンランド)
サミ・ヴァン・インゲンはフィンランドの実験映画作家で、その作品は世界の実験映画界の重要な機関で配給、上映されることも多い。アーティストとしての活動のほか実験映画のキュレーターや教師も務め、映画の復元やリサーチにも関わっている。